4つの数字の読み方
1つ目はエキセントリック(下ろす局面)の秒数。2つ目はストレッチ位置での静止。3つ目はコンセントリック(挙げる局面)で、「X」は可能な限り爆発的に、という意味です。4つ目はトップでの静止を指します。
スクワットの3-1-1-0なら、3秒かけて下ろし、ボトムで1秒止め、1秒で立ち上がり、トップでは止まりません。
テンポが効く理由
エキセントリックをコントロールすると筋緊張時間が伸び、筋肥大の刺激の多くはここから生まれます。筋肉痛の主因でもあります。静止を入れると伸張反射が消え、多くの人が反動を使うまさにその位置で動作がごまかせなくなります。コンセントリックを爆発的に行えば、筋力向上が狙う速筋の運動単位をより多く動員できます。
テンポは、いちばん安上がりな過負荷の手段でもあります。同じ重量、同じレップのまま、セットだけがきつくなります。器具の重量刻みが大きすぎるときに効きます(漸進性過負荷を参照)。
定番の指定
筋肥大狙いは3-0-2-0がよく使われます。下ろしはコントロール、挙げはなめらかに。筋力狙いは2-1-X-0あたり。エキセントリックはブレーキをかけ、挙げるときは爆発的な意図で。指定テンポはライブラリの各種目のプログラム表に載っています。